防災の備え

自助・共助の重要性

防災対策のキーワードで「自助」「共助」「公助」という言葉があります。

  • 自助とは、自分や家族の命を守るために自分自身、または家族全員で備えることです。
  • 共助とは、地域の被害を減らすために、地域が一番となり体制を構築する。または災害発生時に実際に助けあることです。
  • 公助とは、災害の被害を減らすため、避難所の指定、災害情報の周知等、行政が行う総合的な防災対策等を指します。

しかしながら、大規模震災が発生すると「公助」の対応には限界があります。
日ごろから「自助」「共助」の重要視し、取り組むことが被害を減らすカギになります。

避難指示について

避難指示について 表

避難指示について 裏

出展:内閣府

新たな避難情報に関するポスター・チラシ(多言語対応版) (PDF形式:4.6MB)
新たな避難情報に関するポスター・チラシ(多言語対応版)(JPG形式)表面 裏面

準備して!

非常用持ち出し袋(防災グッズ)

持ち出し袋は家族構成、性別、年齢などによっても必要な量や揃える物が違いますが、こちらでは持ち出し袋準備のポイントを一般的な例でご紹介いたします。

持ち出し袋は2タイプを分けて準備しましょう。

持ち出し袋1

必要最低限の防災グッズ:リュックサック等に準備しておくと便利

主なリスト
水:1人1~2ℓ
1日分の食料:カップラーメン・缶詰・カンパンなど
衣類・タオル:最低1着セットは用意
懐中電灯・電池・携帯ラジオ・充電器等:情報収集に必要な物
簡単な救急用品:持病がある人は、持病薬は必須
ろうそく・ライター:マッチよりは、ライターが使い勝手がよい
軍手:瓦礫や割れた窓などの撤去にも役に立つ
筆記用具:布粘着テープと油性マジックもおすすめ
ボリ袋・ラップ:防寒やカッパ代わりに、簡易トイレとしても利用可
携帯トイレ:あれば、かなり重宝する
トイレットペーパー・衛生用品:いろいろな使い道があるので必須
貴重品(お金・印鑑):小銭があると公衆電話で活躍する
身分証明:いざという時には、これが役に立つ

最低1日程度避難しても困らず、リュックサック等でとっさに持ち出せる程度の内容にすることが大切です。まずは身の安全を確保しましょう。

持ち出し袋2

避難生活をおくる為に必要な物:スーツケース等に準備しておくと便利!

主なリスト
お水:1日1人1~2ℓ×7日間分
非常食:1週間分の食料
貴重品:現金・通帳・クレジットカードなど
タオル・服:着替えや防寒具
調理器具:カセットコンロ・ガスボンベの予備を多めに
食器類:使い捨て用のお皿やコップ
布団や毛布:災害用の毛布や、寝袋もおすすめ

ここ大事
最も重要なことは保管方法と場所!

持ち出し袋は邪魔にならない場所にかためて、保管していませんか?

持ち出し袋1はとっさの時に対応できる場所:枕元・玄関などがおすすめです。
持ち出し袋2は潰れにくい頑丈な場所、押入れ・ガレージなどがおすすめです。

ココも大切!
どちらも、定期的に中身のチェック、交換を行うようにしましょう。

家族での防災会議

災害はいつ起こるかわからない。様々なケースを想定し話し合っておきましょう。

話し合いでは、想定したケースごとに分担を決めるほか、高齢者や乳幼児など家族構成も考慮し次のようなことも相談しておきましょう。

  • 家の中でどこが一番安全か(避難訓練でのシミュレーション)
  • 避難場所、避難路はどこか
  • 非常持出袋はどこに置いてあるか
  • もしもの場合の集合場所や連絡方法(伝言ダイヤル171)

知っておくと便利!

災害伝言ダイヤル ”171” とは

災害時に電話がかかりにくい状況になった場合、安否確認の伝言を登録できるサービスです。
局番なしの”171”をダイヤル後、ガイダンスに従って操作してください。
※事前の登録は不要です。災害時は誰でも利用することができます。

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